2026年4月18日 西武鉄道新宿線 航空公園駅・新所沢駅
   −西武新宿線「小江戸」号惜別撮り鉄−
 
4月 春の強い日差しの下を走る「小江戸」号

 4月も半ばになった。花見の頃とは違い、夏が少しずつ近付く「晩春」の気配が漂う強い日差しの季節がやってくる。
 こんな空の下を走る「小江戸」号を見られるのも今年が最後、ということで思い立って行き当たりばったりで「撮り鉄」に出かけた。
 今回、「小江戸」号の記録をするために選んだ撮影ポイントは、航空公園駅の本川越方のエンド。ここでは「小江戸」号が運行開始したばかりの1994年に一度撮り鉄した場所でもあった。同時期に「JTB時刻表」に「小江戸」号誕生を知らせるカラーニュースが掲載されたが、この時にJTBが選んだ「小江戸」号の写真はこの場所で撮った写真だ。

 そんな訳で「小江戸」号惜別撮り鉄第三弾として、所沢市の外れを走る「小江戸」号と西武新宿線の仲間たちの記録だ。

 2026年4月17日、朝に用事が出来たために何処へも出かける予定がなかったが、用事を済ませるともうこの日はやることがなくて手持ち無沙汰になってしまった。そこで「小江戸」号を撮りに行こうと急に思いつき、愛車と電車を乗り継いで向かった場所が航空公園駅であった。
 今回の記録を発表する前に、「小江戸」号が運行開始したばかりの1994年冬に「小江戸」号を撮影した写真を載せよう。
 関東地方に大雪が降った翌日、私は雪の「小江戸」号を撮ろうと向かった場所が航空公園駅の本川越方のエンドであった。
 雪と「小江戸」号の組み合わせがなんとも美しい写真になったと自画自賛している。

 今回はこの写真と同じ場所で「小江戸」号を記録する。
 というわけで航空公園駅の本川越方エンドに来た。
 時刻は10時10分を過ぎたところ、もう上り「小江戸」号がすぐそこまで迫っている時刻だ。

 練習はこの6000系6103編成の一回だけ。でもこの期に及んで「この構図はちょっと違うな」と思ってしまう。

 1994年の写真と構図が変わるのは、当時のカメラと今のカメラの違いによるところが大きい。当時使っていたオリンパスのカメラは、望遠が200mmもなかったと記憶している。
 「小江戸」号のライトが新所沢駅越しに見えたとき、下りの急行電車が航空公園駅に到着。「やばっ、カブる」…この「小江戸」が撮影できるかどうかの大ピンチ。

 慌ててレンズを望遠にして、前写真に近い構図にしてギリギリで撮った写真が、トップ写真とこの写真。
 この写真のシャッターを切った直後、ファインダーの中を本川越行き6000系が豪快に横切っていった。
 前の「小江戸」号は、本当はこんな構図で撮りたかったのです。次の上り「小江戸」号まで30分、ここで粘ろうと決断する。
 30000系スマイルトレインの8連。リアルで見ると空はもっときれいな色をしていたんだけど…。
 下り電車の後撃ちが、こんな迫力のある写真になることは先ほどカブられたことで発見した。
 20000系の普通本川越行き、今回はこの20000系が多く見られたように気がする。
 それと6000系も今日はたくさん来たような気がする。いつの間にか西武新宿線の主力になっている。

 これは私が「新宿線の6000系」と呼んでいる6107編成。
 何度も言うけど1994年に最初に新宿線にやって来た6000系で、副都心線開業前は新宿線での活躍がもっとも長かった6000系だ。
 これは22年前、1994年に新宿線に投入されたばかりの6107編成の写真。西武新宿線を走った最初のステンレス車を記録した。
 去年亡くなった私の父が、当時帰宅するなりいきなり「ステンレスの新型の電車に乗ったよ」と私に語ったのを思い出す。

 後ろに写っている山手線の205系も懐かしい。
 下り急行で来たのは6000系の6104編成。
 ホント、6000系増えたよなと思う。ナンバー部分の青帯が剥がれてるのかな…治してあげて!
 下り「小江戸」号通過。
 後撃ちでとても上手く撮れたと自画自賛、こういう写真をたくさん残しておきたいというのが本音だ。

 「特急電車がある風景」と銘打って「小江戸」号最後の1年を記録しているが、私は去りゆく「小江戸」号だけでなく、同じ1年間の西武新宿線の電車をキチンと記録に残したいと考えている。だからこの写真集も、撮影目的の「小江戸」号だけでなく、一緒に撮影した通勤電車の写真も載せることにしているのだ。

 また、こうすることで、後年になって「小江戸」号が実際にどんな頻度で走っていたのか把握しやすくなると考えている。
 20000系10連の上り急行が来た。
 この写真を撮ったときに思わず呟いた、「2000系が来ないんですけど…」。
 20000系下り準急、古くから西武新宿線沿線に住んでいると「準急 新所沢」って見慣れた表示ですよね。
 いまは「新所沢」って行き先自体、見ることが少ないけど。
 下り普通でやっと2000系が来た。未更新の2089編成。
 ちょっと前まで2000系だらけだった西武新宿線だが、今やこのように捕まえるのが本当に難しくなった。特に白い顔の6000系が来てから、その傾向が強くなったように感じてる。
 上り「小江戸」号通過。
 今度はカブられることもなく、思った通りの写真が撮れた。
 でも先頭の連結器がちょっと曲がっているなぁ。新宿線のNRAではこれが多いのは何でだろう?
 すれ違いもないので後撃ちもしてみた。車掌さんが所沢駅到着に向けて準備しているのかな?って様子がよく見える。

 航空公園駅で上下の「小江戸」号が上手く撮れたことに満足し、ひとつ隣の新所沢駅に移動することにした。
 移動のために乗ったのは新所沢止まりの普通電車。なんと2000系未更新車の2079編成だった…なんでカメラを向けてないときに来るかなぁ。

 客を降ろして南入曽へ回送されるその後ろ姿を、慌てて撮影したところから、新所沢駅の本川越方エンドでの撮影を始めよう。
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