2026年6月6日 西武鉄道新宿線 中井〜新井薬師前間
   −西武新宿線「小江戸」号惜別撮り鉄−
 
各駅停車を追い越す「小江戸」号

 「小江戸」号は最後の夏を迎えた。
 6月に入り、台風の豪雨のあとは不純な天候が続く。そんな日を「小江戸」号撮影に充てることにした。
 今回も都心寄りで都会を走る「小江戸」号を記録することにした。今回選んだ場所は、神田川沿いの低地からJR中野駅北側に広がる台地に一気に登り上げる中井〜新井薬師前間。「小江戸」号が台地へ駆け上がる様子や、中線からの追い越しという珍しい配線の中井駅を通過する様子などを記録しようと考えた。
 天候は曇天の予報だったので、光線状態をあまり気にせずに撮影していたら途中から天気が良くなってきて、ちょっと厳しい写真も残ってしまったが。夏の始まりの「小江戸」号の記録を留めておこう。

 2026年6月6日、最初に訪れた場所は中井3号踏切。川沿いの低地にある中井駅から台地上にある新井薬師前駅へ登る勾配の途中で、西武新宿線の下り列車が力強く加速してゆく場所だ。
 空は曇天、光線状態はあまり気にしなかったが…。
 撮影地に到着した私の前に現れた最初の電車は、新2000系更新車の2075編成。
 前回の撮り鉄ではついに2000系が一度も来なかったので、なんだか久し振りに出会ったような錯覚を覚えたところから今回の撮り鉄が始まった。
 最初に現れた下り電車は、私の故郷を行き先に掲げるスマイルトレイン。
 このシリーズの撮り鉄では「各停 上石神井」の表示を出している電車の姿をキチンと撮れてなかったような記憶が…。
 続いてやって来た下り電車は、オリジナルスタイルの6000系である6102編成。
 結論を先に言うけど、今日は銀顔の6000系はこの編成しか見ていない。しかもこの一枚以外は、全部撮影に失敗している(涙)。
 下り電車の構図は固まったが、上り電車の構図がなかなか決まらない。
 望遠を伸ばしたり引っ込めたりしていると、茶色の2000系である2069編成が来た。
 「昭和100年」のヘッドマークを付けているが、前回見たときにはなかったよね。
 2069編成を煽るように、すぐに20000系「L-Train」がやって来た。
 恐らく2069編成は中井駅ホーム(本線)に待機して、この「L-Train」が中線(副本線)から追い越しするダイヤなのだろう。
 下りには2000系2071編成の拝島ゆき普通。
 こういう天候の時に、黄色の電車ってよく映える。
 その後ろ姿を後撃ちした。
 下りの後撃ちで、左側に見える花が上手く写し込めないかと色々考えたけど、これが限界なのでもう花のことは気にしない。
 6000系6104編成の下り準急が通過する。
 さて、西武新宿方先頭車の帯の剥がれは治されているか?
 今日最初に最初に撮った2075編成が返ってきた。
 拝島ゆきの写真が続いているのは、この間にそれだけ失敗している写真が続いているってことです。
 沿線に咲く花を気にしなくしたら、スッキリとした後ろ姿を撮れるようになりました。
 「小江戸」号もこの構図で行きたい。
 「L-Train」も返ってきた。足下ギリギリの苦しい写真だけど、他人に見せられないものではない。

 この列車が通過する際、踏切待ちをしていた小学生の男の子二人が「何で西武線はライオンズを応援するんだ?」って語り合っていた。「西武ライオンズ」の西武と、「西武線」の西武が同じって知らないのかなぁ?
 まぁ鉄道会社がプロ野球球団を持つ時代じゃないからなぁ。西武も阪神もよく頑張ってると個人的に思う。
 上り「小江戸」号がやって来た。ちょっととぼけた写真になったけど、新井薬師前から勾配を駆け下ってきた雰囲気は出たと思う。
 その後ろ姿も撮った。「小江戸」号が写るこのひとつひとつの風景が、もう来年の今頃にはないと胸に刻んでの撮影は続く。
 2069編成が西武新宿までから返ってきた。これも行き先に私の故郷を掲げていますね
 ヘッドマークはこっち側の方が好きだな。

 今年は昭和100年。西武鉄道ファンの方なら説明しなくても、その次の年である来年が西武新宿線にとって大きな節目の年であることはわかりますよね?

 2027年4月、西武新宿線の高田馬場〜東村山間が開業100周年を迎えるのです。
 30000系スマイルトレインの急行が勾配を駆け上ってゆく。

 先ほどの続きだけど、100周年という記念すべき年に、西武新宿線から「小江戸」号という女王が消えるのだ。「小江戸」号は30年以上活躍した路線の100周年を、タッチの差で迎えることが出来ないのだ…。
 20000系が勾配を下ってゆく。
 上りの場合追い越し可能駅の手前ということで、各停が来たらすぐに急行や準急が来ることになる。
 上の20000系を追いかけてきたのは、6000系6105編成。
 各駅停車がまだホームに入り切れてないみたいで、ゆっくりと勾配を下ってきた。
 30000系スマイルトレインの8連トップナンバーが、正面どーんで上手く決まったよ。
 上り急行に40000系登場。

 西武新宿線は100周年という節目に「小江戸」号がいなくなるが、この40000系派生型による新指定席列車「トキイロ」を迎えることになる。。
 川越鉄道(国分寺〜本川越)130周年の年に、国分寺線に8000系がやって来た。そういう節目の年に新車が来るのは、偶然だよね?
 次の下り準急はなぜか後撃ちの写真だけになった。
 30000系のテールランプは、小さいのになぜか鮮やかに光るんですよね。だからこの子は後ろから撮るのが好きです。
 これは上りできたときに撮影が上手くいかなかった車両。新2000系未更新車の2073編成。未更新車も見られたのは嬉しかったですね…前回は2000系そのものが来なかったからね。
 私が「新宿線の6000系」と勝手に呼んでいる、6107編成が来た。
 さてこの後、予期せぬ展開が…次のページに続く。
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